MAFAC

CRITERIUM1st

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MAFACクリテリウム1stモデルです。

’50年代と思われます。80年代まで生産された超ロングセラーモデルと言えるでしょう。

 

 1番目を引く特徴は何と言っても、このすり鉢状のボルトでしょう。

後に表面が平らな おなじみの形状に代わるのですが、

なぜ最初に この形状にしたのか不思議ですね。

 隠れた特徴に真鍮ピボットに開けられた注油口があります。

ただ穴が開いているだけですが、注油し易い角度に穴が向けられている所が

心憎いですネ。

 アーチワイヤーは片側引っかけ式では無く、両方共ワイヤーを固定する方法。

刻印はドットM.A.F.A.Cです。

 ブレーキシューのホルダーも後の物と比較すると少々角ばっているような・・・

棒横のオフセットプレスは されておらず、当然ラインも有りません。

 チドリは「合わせ」タイプです。

「SECURITE」刻印でMAFAC刻印では有りません。

「MAFAC」刻印も存在しますが、当個体との関係は解りません。

 合わせチドリをバラしてみた所です。

ワッシャ2枚でワイヤーを固定するようになっており、

チドリ本体は自由に動く振り子状態になります。

 上側が1stモデル純正固定ボルト、

下側は それ以降のMAFACボルト、

一回り大きいのが特徴です。

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